「プログラミングの勉強をしたいがどの本を読んだらいいかわからない」
「目に付いたものを手に取ってみたけど、難しすぎる。プログラミングはやはり大変だな」
初心者のときは本選びの基準がわからず、自分のレベルに合っていないものを選択していませんか。
この記事では、目的に応じた、初心者におススメの本を紹介します。
適切なレベルの本を選ぶことができれば、プログラミングへの理解が深まり、学習も楽しくなりますよ!
現役エンジニアとして、100冊以上の技術書を読んできた中から厳選しました!
目的別のおススメのプログラミング言語
「いいから本を教えて!」と思うかもしれませんが、目的に合った本選びが大事です。
目的別のおススメの言語を紹介していきます。
WEB開発
WEB開発は、フロントエンドとバックエンドで構成されています。
まずはフロントエンドからの学習がおススメです。
開発した内容がすぐに画面に反映され、楽しく学習ができます。
フロントエンドは以下言語で構成されており、それぞれ組み合わせ開発します。
- HTML
- CSS
- JavaScript
バックエンドは以下の通り。いずれかの言語を利用します。
- Python
- Ruby
- PHP
- Java
データ分析・データサイエンティスト
大量のデータから有益な情報や知識を引き出すのが主な業務です。
データの収集・整理、分析・解釈、レポートなどを作成します。
- Python (NumPy, pandas, scikit-learn)
- R
- Julia
機械学習・AI開発
コンピュータプログラムに人間のような学習能力や知能を持たせることを目的とした技術です。
データを元に自動的に学習し、使って新しいデータに対する予測や判断ができるようにしていきます。
- Python (TensorFlow, PyTorch, Keras)
- Julia
- C++
- JavaScript
いっぱいありすぎ...と迷った方向け。こんな風に勉強がするのがよいです!
フロントエンド : HTML、CSS、JavaScript
バックエンド: Python、Ruby、(Java)
まずどんな開発であっても、ユーザ画面を作る必要があるため、フロントエンドは必須スキル。
Pythonは利用者も多く、様々な場面で使われるため、応用が利きます。
Rubyは日本人が開発した言語ということもあり、情報が充実しており、勉強しやすいです。
正直、私はPython大好きです!
上記のデータ分析領域で毎日使っています。
Pythonできる人なら、今すぐ助っ人に来てほしい...
上記を踏まえ、おススメの4冊
HTML & CSS
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座 (DL特典: CSS Flexbox チートシート)
- 知識ゼロから体系的に学べる!HTMLとCSSの基本
- 最新の技術に対応!レスポンシブ、Flexbox、CSSグリッド
- 手を動かしながら学べる!プロの現場で役立つテクニック
- コードの知識からデザインのことまで1冊ですべて学べる!
最新の情報が網羅されており、最初の1冊に良いですね。
どんなシステムもHTMLの知識は必須なので、まずはここから。
JavaScript
- 最初の一歩が踏み出せる! 初心者に寄り添うやさしい解説
- 最新の技術が身につく! 今のJavaScriptの書き方・使い方
- 絶対に知っておきたい! アニメーションとイベントの知識
- プログラミングの基本から実装方法まですべて学べる
JavaScriptは時代によって、かなり書き方が変わっていますが、最新情報がわかりやすくまとまっています。
※HTMLに直接埋め込む形式で説明されていますが、一般的にはHTMLと分離して管理します。
この辺りは、わかりやすさ重視でこのような構成になっていると思われます。
Python
- 「なぜ」こうなるか、必要なのかを丁寧に解説
- AI・機械学習の学習にも繋がる!
- すぐにプログラミングができる「dokopy」 ※環境構築不要
- ツール導入手順の最新情報も入手できる!
丁寧な解説に加え、初心者が挫折しがちな環境構築の問題も、クラウドサービスで解決。
基礎的なところからしっかりと学習できます。
Java
- 「はじめの一歩」からていねいに。仕組みまでスッキリわかる!
- サクッと分かるオブジェクト指向!
- エラーなんて怖くない!解決のコツを伝授。
- インストール不要!いつでも学習できる仮想環境。
"スッキリ"シリーズはグラフも豊富で視覚的にわかりやすいのがいいです。
こちらも環境面のサポートをしっかり行っていますね。
学習のポイント
適切なレベルの本を選択する
この記事では初心者でも大丈夫な本を紹介しています。
ご自身で選択する場合は、口コミや書籍概要から自分のレベルに合っているかな?とまずチェック。
不安に思ったら、絵が豊富なものがやはり取っつきやすいかなと思います。
実際に手を動かす
本を読むだけではなく、実際に手を動かすとかなり定着します。
基本的なコーディングは、あれなんだったかな?と考えずに無意識レベルで行えるのを目標に進めましょう!
目標設定と計画
大まかでよいので、目標とその計画を立てるのがよいですね。
1カ月で簡単なサイトを自力で作れるようにする、そのために1週間で何ページ分の学習を進めるなど。
独学は時々さぼったり、続かなかったりしますが、別にそれは普通です。
「この本が合わなかったんだ、次の本でやってみよう」ぐらい気楽にやるのが継続のコツです。
並行してやると学習効率が高まるもの
書籍だけでなく、オンライン学習サービスも併用すると学習効率向上が期待できます。
こちらも記事も参考にしてみてくださいね。