【VR】Horizon Workroomsでリモートワーク開発してみた

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【VR】Horizon Workroomsでリモートワーク開発してみた

現在、ほとんどフルリモートワークで月に1~2回、飲み会の日のみ出社しています。
同じ会社で働く同僚は雑談ができない、コミュニケーションをもっとしたいと思っているようです。
特に外国の方は対面のコミュニケーションを重視する人が多い気がします。
彼らは身振り手振りも交えて話すので、TeamsやZoomの会議ではなかなか満足できないのかもしれません。

そんなわけで、Meta Questに代表されるVR機器を持っている人で集まって、Workroomsで会議をしてみました。

Meta Horizon Workrooms
https://www.meta.com/jp/work/workrooms/

初期導入をしてみて

Workroomsでできることは、公式サイトによると以下の通りです。

Workroomsを利用すると、VRヘッドセットを装着している人も、通常のビデオ通話から参加している人も、チームメイトとのミーティング、アイデアのブレインストーミング、プレゼンテーションの共有、共同作業を、没入感の高い方法で行うことができます。

https://www.meta.com/jp/work/workrooms/

この日は、PC画面の共有をしながら開発、標準のホワイトボード機能でアーキテクチャ検討をやろうと集まりました。
各自で初期設定を行い、集まってから簡単な操作感を確認しました。

やってみた感想として、久々に未来を感じてとてもワクワクしました!

特に感動したのは音声の処理で、VRの中でちゃんとその人がいる方向から音が聞こえてきます。
これはかなり"そこにいる感じ"がして、同じ空間で作業している感覚がありました。
TeamsやZoomをつないだままにして一緒に作業してもこの自然な感じは得られません。

共同開発・アーキテクチャ検討をやってみる

VR会議

今回実験に参加いただいたのはフランス人とスペイン人だったので必然的に英語で会話することになりました。
ときどき会話に詰まっても、PCの画面共有でさっと解決可能です!
画面共有は、自身のPC画面を全員が見れる、共通の巨大スクリーンとして表示可能です。
同じ画面を見ながら、コードレビューも難なくできました。

もう一つの実験として、ホワイトボード機能を使って、アーキテクチャ検討をしてみました。
Azure前提だったので、PCからいくつか画像をインポートして、それらをまず貼り付けました。
その後、付箋を追加したり、矢印やアイコン、簡単な絵を書き足したりして、協同でアーキテクチャ設計ができました。

ホワイトボードの正面に並んで立つと、ちゃんとその位置関係で隣からしゃべり声が聞こえています。
日常の雑談にかなり近い形で、ストレスなくお話することができます。

Horizon Workroomsの便利な機能とその活用方法

こちらでは、Horizon Workroomsの宣伝文句も交えつつ、どんな機能があるか紹介していきます。

自然なコミュニケーション体験

Horizon Workroomsは、Oculus Quest 2との連携により、ユーザーが物理的に遠くにいても、会議室にいるかのような体験を提供します。
ユーザーは他の参加者のアバターを通じて、頷きや手振りなどのジェスチャーを共有でき、自然なコミュニケーションを実現します。

スペースと道具の自由な活用

Horizon Workroomsの利用者は、VR内で白板やプレゼンテーションスクリーンを活用することができます。
これにより、参加者全員が同じ情報を共有しながら議論を進めることが可能。
また、自由に空間を移動し、アイデアをビジュアル化するための道具を利用することもできます。

デスクトップ共有とキーボード追跡

Horizon Workroomsでは、パソコンの画面をVR空間に共有することが可能です。
これにより、リモートワークの会議中に必要な資料やデータをすぐに共有することができます。
さらに、VRヘッドセットのカメラを使用して実際のキーボードを追跡し、仮想空間内でのタイピングを容易にします。

音声空間

Horizon Workroomsのオーディオは空間を基にしたもので、参加者が話すとその位置から音が聞こえるようになっています。
これにより、他の参加者の位置を自然に把握することが可能で、リアルな会議体験を実現します。

ルームスケールVR

ルームスケールVR機能により、ユーザーは自分の部屋を移動しながらVR空間を探索できます。
これにより、会議室内を自由に移動しながら議論を進めることが可能になります。

一通りやってみた感想

VRイメージ2

Horizon Workrooms公式が宣伝している通り、想像以上にスムーズにコミュニケーションできました。
なので、一緒に試した人も含めて、好意的な印象です!

一方、すごい感動したものの、VR機器はそれなりに重量があるので、頭が疲れてきます。
そして、ホワイトボードやPC共有についても、Zoomなどでほぼ同等のことができちゃいます。
また、正直そちらの方がユーザ体験としては優れている部分も...

上記より、本格的な部署への導入はしないものの、定期的に実験していきましょうということになりました。
まだちょっといまいちだねと言われていましたが、私は即UdemyでVR開発について受講し始めています。
VRは普及しきれていない感じはありますが、個人的にはとても可能性を感じています!

ITエンジニアを目指したい方に

現在はホワイト企業でITエンジニアとして楽しくやっていますが、元々は文系大学中退ニートからのスタートです。
プログラマー、システムエンジニア、色んな呼び方はありますが、やればやっただけ成果を出せるのが特徴。
ITエンジニアに興味のある人は、ぜひこちらも参考にしてみてください!

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