リモートワークだし、自由な働き方ができそうだから、エンジニア目指すか!
でも、ブラックな労働環境も多いと聞くし、どっち?
自分でもやっていけるかしら...
エンジニアになろうとしている人はこんな不安を抱いているかもしれません。
私自身もエンジニアを目指したとき、実際やっていけるかとても不安でした。
結論としては、エンジニアになることはそれほど難しくないし、ブラックな労働環境もスキルをコツコツ身に着けていけば回避可能です。
この記事では、ブラックな労働環境を回避するための転職戦略について解説していきます。
スキルを身につける
王道ですが、これが一番確実です。
能力があれば、就職・転職はとても有利に進められます。
未経験の場合であっても、ポートフォリオして、実際に動くアプリケーションを持っていることが重要!
このアプリケーションが、あなたの転職活動を有利に進めるカギになります。
これはそこまで大したものでなくても大丈夫で、本を読みながらほとんどコピーで作り上げたものでOKです。
というのも、そういうポートフォリオを持たずに就職活動している人が大半だからです。
このレベルであれば、2か月程度で到達可能です。
(私自身の実績や、新人教育の経験より)
万が一、ブラックな環境であったとしても、このようなスキルを証明できれば、脱出も容易です。
スキルを磨くのに、私は一貫してPyQでのPythonのお勉強をおススメしているため、こちらにも関連記事を貼っておきます。
中小のIT派遣会社を狙う
ネットで調査すると、中小のIT派遣は地雷のように書かれていることが多いですが、実はねらい目です。
そもそもIT派遣は中抜きビジネスのため、人がいてもらわないと商売が成り立ちません。
ですので、とりあえずIT派遣に潜り込んで、良くない現場であればガンガン文句を言って、派遣先を変えてもらえばいいのです。
欠点として、ほとんどの場合、給料が低く、福利厚生が頼りないです。
それでもスキルを積むために利用するのはありです。
このIT派遣会社も空気が全く合わないためのリスクヘッジとしても、上記の"スキル"は役に立ちます。
転職エージェントをフル活用
結局プロに任せた方が転職はうまくいきます。
転職エージェントは成功報酬の仕組み上、転職を頑張るあなたを全力でサポートしてくれます。
また、色んな職場の最新の状況をかなり正確に把握しています。
例えば、"最近社内ITエンジニアを急激に集め始めた、意外と転職しやすい超ホワイト企業"の情報を持っていたりします。
これは内部事情を知っている状態で転職サービスを利用したときにわかり、とても驚きました...
関連記事はこちら
フリーランスを目指す
転職して、何に一番ストレスを感じて、うんざりするかと言えば、開発に関係ないことや人間関係です。
こういう決まりだからと理由になっていない理由で、誰も読まないドキュメントを書く。
資源管理のためにアンケートやドキュメントの提出や、セキュリティレビュー。
ユーザに直接的に価値を提供できない仕事、開発のスキル向上につながらない、仕事のための仕事。
こんな仕事は面倒だと思いませんか?
あまりシステムのことをよくわかっていない上司や同僚のために、とにかく会議で説明。
最新のツールを使った方が明らかに効率がいいのに、結局Excelで管理しましょう、今まで通りでいいという決定。
ろくに情報がないまま、暫定の工数見積もりをして、それで締め切りを決められて、なんで間に合わないの?と詰められる。
転職して、ITエンジニアとして働くことはスキルアップにつながるし、経験が積めます。
プログラマーとしては明らかに前進しています。
しかし、あなたが勉強して仕事ができる人間であればあるほど、周りに不満を持つ可能性があります。
価値を感じない作業が増えると、かなりやる気が失われますよね。
フリーランスはこの点でさらに柔軟な働き方が可能です。
より自分が価値を提供できる、スキルを活かした仕事に特化できます。
でもフリーランスとしての第一歩の踏み出し方がわからない...という場合は、フリーランスエージェントの活用をおススメしています。
お得意様を作って、直接契約すれば手数料がかかりませんが、ツテがない人も多いですよね。
最初の一手としてエージェントサービスを活用してみるのを選択肢に入れておきましょう。
まとめ
スキルを磨きつつ、転職エージェントを利用しつつ、評判のいい会社をリサーチ。
自分の環境をどのくらいのスピード感で変えたいかによって、中小のIT派遣を検討する。
こういう作戦で転職を進めると失敗を回避できますし、失敗してもリカバリー可能です!
最後に大事なことは、わがままと思われるぐらい、積極的に自分の要望を色んな人に伝えましょう。
ほとんどの人は、遠慮しがちでちゃんと要望を伝えていないです。
リモートワークや、定時、社風、年収など、思いつく限り条件を提示しましょう。
そんなの無理!と言われてから、条件を緩和すればいいので、プロには甘えてしまいましょう!