「またよくわからない赤いメッセージが出てる」「うまく動かない...エラー最悪。才能ないかも」
せっかくプログラム勉強を始めたのに思い通り進まないと嫌になりますよね?
でも、実はこのエラーメッセージはあなたの強い味方なんです。
例えば、さも成功した風のデバッグメッセージが出て、実際は想定通り動いていなかったらどうでしょうか。
いったい何が起きているのか、原因を一から探す必要があります。
この記事では、エラーメッセージとの付き合い方、とらえ方をまとめていきます。
エラーとの向き合い方
エラーが出るのが普通です。
プログラムをしながら、一切エラーが出ないことはあり得ないです。
そもそも人間の要件・要望、そこから作成する設計書は完璧ではないです。
しかし、コンピューターは言われた通りにしか動かないため、そこで想定外の動きをするわけです。
また、人間なので当然ミスもします。
つまり、開発中は常にエラーメッセージが出て、どこかしらうまくいっていない状態が当たり前なのです。
これは経験の長い人であっても同様です。
なので、未経験や独学中、初心者の方がエラーが出て、うまくいかないのは当然です。
そういう仕様の、高難易度のゲームぐらいの感覚で付き合っていきましょう!
実際これが一番伝えたいことです!
以降の情報はエラーの基礎知識として、頭の片隅に置いておいていただければ。
エラーメッセージとは何か?
エラーメッセージは、プログラムに何か問題があるときにコンピュータが出力するメッセージです。
プログラム自身が検証を勝手に行って、何が問題であるかを示してくれます。
よくあるエラーは大体こんな感じですね。
- タイプミス
- メソッドの使い方のミス
- ライブラリをそもそもインポートしていない
エラーメッセージの種類
プログラム目線でエラーを大別すると以下の通りです
- コンパイルエラー
- ランタイムエラー
- ロジックエラー
コンパイルエラー
これはプログラムが実行される前に、コードの構文や書き方の問題を指摘します。
例えば、セミコロン( ; )の欠落や括弧の不一致などがあります。
ランタイムエラー
プログラムが実行中に起こるエラーで、無効な操作を試みたときなどに表示されます。
例えば、ゼロで割ったり、存在しないファイルを開こうとしたりするときなど。
ロジックエラー
プログラムが技術的には正しく動作しているが、期待した結果とは異なる結果を出力するときに起こります。
通常、この種類のエラーはエラーメッセージが表示されないために特に見つけにくいです。
しかし、Exception処理を自分で定義することによって、プログラムがエラーメッセージを教えてくれます。
つまり、わざわざ自身でそのためのコードを書くぐらいエラーメッセージは重要ということです。
エラーメッセージの読み方
エラーメッセージが何を示しているのかを理解しましょう。
基本的にはエラーメッセージは次のような情報を提供しています:
- エラーが発生した行数や場所
- エラーのタイプや名前
- エラーに関連する具体的な情報
行数や、場所などは、自身のプログラム固有の問題なので、このあたりかな?とみていきましょう。
エラーメッセージ自体は、Google検索やChatGPTに投げてしまいましょう。
そのものずばりの解決策が出ることもありますし、そうでなくてもヒントは見つかります。
それでも心折れそうなときは...
何かに挫折しそうなときの戦略はシンプルです。
- 難易度を下げる
- やることを減らす
- 新しい知識を導入する
自分のレベル以上のことをやろうとすると、ストレスも多いため、簡単なことからステップアップする方が結果的に効率がいいです。
一から十まで全部自分でやるのではなく、ある程度お膳立てされた状態で、自分の勉強したいことにフォーカスするのもいいですね。
そもそも前提知識が足りないことで、何度も津行き詰っている可能性もあります。
これらはオンライン学習サービスで解決することができます。
最初は自分でも簡単かな?と思うぐらいのところから反復練習することで、気が付いたら実力はついてきますよ。