どうせ働くなら、単価は多い方がいいですよね?
単価交渉が成功した時、どんな準備をしていたかの経験を記事しました。
実際、2回交渉を行い、計100万円アップしています!
基本的な戦略は、求められる人材になり、自分の価値を知った上で交渉しようというものです。
自身の評価をあげる
まずは現場での自身の評価をあげましょう!
何をやったらいいのか...という人は以下を意識してみるとよいです。
- 期待値以上の仕事をしているか
- わかりやすい資料を用意しているか
- 他の人を助けているか
1.期待値以上の仕事をしているか
指示された内容について考えず、言われた通り開発するのではなく、何のためにやるのかを少しだけ考えます。
そうすると、「こういう機能があった方がいいかも」「こんなエラーが発生する?」「このケースは大丈夫か?」
こんな感じで色々考えるべきことがでてきます。
思いついたものは、周りの人にも相談して、有効そうならば取り入れていきます。
こうすると期待値を少し超えていけますし、ちゃんと考えてくれていると評価してもらえます。
2.わかりやすい資料を用意しているか
依頼されたことや自分のやった仕事内容について、わかりやすい追加の資料を準備すると良いです。
相手の口頭での説明や、資料で説明しきれていない部分を補足。
あるいは、自身の開発内容を図式化したり、理解しやすいものを作成したり。
相手の代わりに今やっていることをわかりやすくしたり、自分の仕事を丁寧に説明します。
そうすると、お互いに仕事の理解が深まりますし、開発内容の難しさも理解してもらえます。
3.他の人を助けているか
チームで開発していることが多いと思うのですが、他の人を助けましょう。
要件を出している側、テスト担当の方向けがエンジニアでない場合、簡単なツールを作るのも良いです。
また、開発メンバーが困っていれば、チームリーダーや工数管理している人に相談して助けましょう。
(プロジェクト管理している人は、他にもやってほしいことがあるかもしれないので、まずは相談から)
他の人を助けるのは、開発できる範囲を増やすという意味でも有効です。
市場価値を分析する
交渉のための材料準備です。
"ITエンジニア 単価 相場"で検索すると色々出てくるので参考になります。
今調べた感じですと、以下の通りです。(Rubyが結構高いな...)
https://tech.hipro-job.jp/column/937
- C#:77.5万円
- Java:80.5万円
- JavaScript:86.7万円
- Python:87.5万円
- Ruby:94.4万円
フリーランスや、ベンダー契約の一人当たりの単価がわかってきます。
ご自身の契約形態によっては、マージンなどを考慮した金額を試算していくことが可能です。
調査の際は、職種・言語も考慮して調べていくと良いです。
例)職種 : プロジェクトマネージャー、データサイエンティスト
言語 : Java, Pythonなど
複数の職種・言語に対応でき、現場の求めるスキルセットとマッチしていれば単価も上げやすいです。
転職の準備をする
転職する気がなくても、転職サイトに登録して、エージェントにキャリア相談をしてみましょう。
年収を上げるためには、自分の強み、市場価値の把握が大事。
私も転職する気がなくても、登録するようにしています。
そもそも、このタイミングでいいところを見つけたら、転職してしまってもいいですね。
結構メールが来るので、普段使っているものとは別でGmailアカウントを作成するのがおススメです。
私はまとめて3件登録したら、大量のメールと面談申し込みの電話がたくさん来て困りました…
すぐ転職する予定でなければ、1件の登録で良いと思います。
交渉する
後々の関係性を考えると、「とことん強気にいく!」というのはあまりおススメしません。
別の現場で会ったり、追加の交渉をしたり、色んな可能性があります。
やはり相談という形で話を進めるのがよいですね。
相談風の交渉例はこんな感じです。
給与の件で相談させてください。
実は転職を考えています。
転職すると給料が〇〇〇円上がるので、かなり魅力的です。
しかし、今の会社も好きですし、こちらで働き続けたいという気持ちもあります。
給与について、交渉の余地はありますか?
交渉は失敗したら、本当に転職する気でやった方がうまくいきます。
事前に本当にいいと思える転職先を見つけておきましょう!