この記事を読んでいる人は、今の生活に不満があって、何かを変えたい!という思いがあるのではないでしょうか。
私の例で言えば、無駄に思える管理業務をやったり、人間関係の調整、望まないチーム間の移動などでうんざりしていました。
特にチームリーダーとして最高のチームを作りあげたのちに、機能不全のチームに異動させられたとき...
どれだけ自身の努力で環境を整えても、まるで無意味と突きつけられた気分でした。
フリーランスは、働く場所、時間が自由になり、スキル次第で年収の壁を突破できる働き方です。
その上、上記のような下らない管理業務に巻き込まれずに仕事ができる。
もちろん給与に見合ったスキルを持っているか厳しくチェックされる傾向にはあります。
しかし、フリーランスであれば、勉強への投資代もほとんど経費計上可能。
読書代が気になって購入をためらっている人、セミナーや講習、スクールで学び直したい人こそフリーランスが最適!
この記事では、毎年実施されている"フリーランス白書"の内容を基に、フリーランスとして戦略的にスキルを身につける方法を解説していきます
フリーランス白書でやるべきことが見えてくる
フリーランス白書とは、"国内最⼤級のフリーランス・副業ワーカーの当事者団体"が毎年発表しているものです。
当事者の声を可視化し、広く届けるため、多種多様な実態調査を行った結果を確認できます。
フリーランスを取り巻く状況を分析し、どんな人材が求められているか、他の人はどんな勉強をしているかの傾向がつかめます。
何をするにしても、リサーチは重要ですよね。
開発であれば、お客さまが求めているものを正しく理解することで良いシステムを作ることができます。
同じようにフリーランス白書を活用した現状分析を通じて、効率的にリサーチ、戦略を立てていきましょう!
自己投資している人の割合は6割以上
積極的に自己投資している人の割合が、22.7%
自己投資していると答えた人の割合が、43.5%
合計で66.2%の人が何らかの形で勉強、自己投資をしています。
自己投資の内訳は、書籍購入、仕事でスキルアップ、講座受講
上図の通り、書籍購入が7割、自己投資につながる仕事の選択が5割、講座の受講が3割程度ですね。
一般的なサラリーマンがほとんど勉強していない、読書もしない傾向と比べると積極的に勉強している様子がうかがえますね。
どのように差別化を進めるか
導入しやすく、効果が高いのは講座の受講です。
まず、フリーランス白書によるとほとんどの人が読書をしているため、差別化は難しいです。
また、私の知り合い、観測できる範囲での優秀かつ高単価のエンジニアが講座・勉強会をフル活用しています。
読書は標準装備で、無料・有料問わず、良くそんなにいろいろ参加しているなという印象です。
次の項目で、なぜ講座・勉強会を活用すべきか、メリットについて解説していきます。
なぜ講座・勉強会を活用すべきか
技術のアップデート
講座や勉強会を利用することで、最新の技術やツール、フレームワークについて学べます。
これにより、自身の技術スキルを常に最前線に保つことができます。
ここまでであれば、読書だけでもキャッチアップは可能ですよね。
しかし、IT業界や技術系の分野は日々急速に進化しており、できるだけ早く実践的な技術を吸収する必要があります。
講座や勉強会を活用すると、この部分が効率的に進められます。
知り合いを増やす
フリーランスは、自らのネットワークを構築・拡大することがすごい重要です。
新しい人、契約をするとき、採用する側もリスクがあるわけで、この人なら大丈夫という人を探しています。
紹介で入ってきた人を積極的に採用する方針の会社もあるぐらい。
勉強会やセミナーは、同じ興味・関心を持つ他のエンジニアや専門家との交流の場としても優れています。
勉強会や講座を通じて、新しいプロジェクトや仕事のオファーを受けることもあります。
参加者とのコミュニケーションを通じて、自身のスキルや専門性をアピールするチャンスも増えます。
なんなら連絡先の交換、会話すらしなくてもOKです。
どこかで見た事あるぐらいの印象でも、面接・採用に有利に働くことは心理学の実験で証明されています。
独学でやってきたことの補完
プログラミングは実務の中で覚えていくことも多々あります。
現在使えるプログラミング言語の中には体系的に勉強したわけではないものもありますよね。
プログラミングに共通の概念を押さえていれば、確かに使えます。
ですが、より言語特性にあったスマートな書き方をしたくなりませんか?
こういう場合に、講座や勉強会が有効に機能します。
特に講座やセミナーはお金を払う分だけ、教える側もガチです。
エンジニア未経験に教えるわけではないので、講師も必死。
実際のプロジェクトや業務で遭遇する問題点やケーススタディを取り上げる講座もあります。
理論だけでなく実務への応用力、経験値も高めることができるので、もっとよいものを作りたいと思っている人ほどおすすめです。
勉強会の探し方
勉強会の探し方ですが、connpassというサービスを使いましょう。
"ITエンジニア 勉強会"で検索すれば色々出てきますが、一つに絞るならこれです。
上記画像の中で謳われている通り、IT勉強会によく活用されています。
定期イベントもあるのでチェックしていきましょう。
この中でも私が良くチェックいるのは、BPStudyという、株式会社ビープラウドさんが主催するIT勉強会です。
たくさんある中でどれに参加しようかなと思ったら、こちらも参考にしてみてください。