メイドインアビスに学ぶ、やれるだけやるやつっていいよね.

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メイドインアビスに学ぶ、やれるだけやるやつっていいよね

こんにちは、ジョーです。
今回は思ったことを述べていきますが、「やれるだけやるやつ」っていいよねという話です。

メイドインアビスというアニメの中で、ナナチというキャラがこの言葉を使っていました。
倫理観度外視でありとあらゆる行動をとってしまうやつを評して、このように表現。

倫理観の問題はさておいて、目的のためにどん欲に思いつく限りの行動を試して限界まで挑戦する姿勢は好感を持ちました。
自分はそこまでできているか、全然足りないなーと思ったわけです。

今は、ITエンジニアとしてかなり安定した生活を送っており、取引先との関係も良好で安泰といっていい状態です。
しかし、ニートから定職につくまでの暗中模索っぷり、迷走っぷりは半端なかったです。

ニートからエンジニアになるまで

まず、日雇いの仕事でお金をある程度確保します。
危険手当と深夜手当がまとめてつく仕事をして、4-5時間で1万5000円ゲット。

稼いだ金で、山登りしたり、ロッククライミングをやったり、カヤックしたり、自転車でどこまでも行ってみたり。
自然関係のこういった活動で、お金を稼ぐ方法が思いつかず、色々なバイトをした結果、電気工事の仕事に就きます。
資格を持てば、生活も安定するだろうと思ったのですが、そもそも手先が不器用すぎることに気づき挫折。

身体を鍛えることが好きだったので、筋トレしながら働けるなんて最高と思い、スポーツジムスタッフになります。
ここでは自身の接客スキルが低いことがわかりました。
クレーマーと真っ向から対決してしまっていました。

今でこそ、カスハラという考え方があって、不当な要求に不必要にかしこまる必要はないと言われていますが、当時はそんな考え方はありません。

唯一、PC操作だけは覚えが早かったので、そこをとっかかりにプログラミングの勉強を始めました。
独学でまたも挫折するのですが、そのときはそこで諦めませんでした。

この時の自分は、「やれるだけやるやつ」になっていました。
このまま、安月給でなんとなく生きていいのか、もっと時間もお金も欲しいし、活躍したいという切実な思いがあったのです。

知人の紹介でプログラミングスクールに潜り込み、その後はITエンジニアとして働くようになります。

エンジニアとして勉強しまくったし、できることをやったよ

ITエンジニア(プログラマー)になってからも、結構どん欲に勉強しました。

次のプロジェクトで扱う言語や業務領域の話を聞き出して、事前に本を買って予習しました。
時には借金するレベルで本を読み漁って、動画で学習しました。

事前に本を読むのは、ある種カンニングをしているようなもので、他の人より圧倒的に速くキャッチアップができました。

飲み会も必ず参加しましたし、挨拶もきっちりしました。
自分が喧嘩っ早くて、言い返してしまう生意気な奴だと自覚していたので、この辺をきっちりやれば有利だろうと考えたのです。
顔と名前を覚えてもらうだけで、格段に印象が良くなるし、実際、仕事はめちゃくちゃ進めやすくなりました。

当時ITエンジニアの人は、人とのこういうコミュニケーションに忌避感を持っている人が多かったです。
飲み会に積極的に参加するだけで、話せるやつ、話がわかるやつという評価になるのは、おいしい話だと今でも思っています。

会議にもできるだけ参加させていただくようにしましたし、発言も積極的にしました。
今思えば、飲み会も含めたこの工夫で、心理学で言う"単純接触効果"が発動していたと思います。
人は何度も顔を合わせて、知っている状態になったものに好感を持つという法則です。

こういった積み重ねで、複数プロジェクトのリーダーを任されるようになり、生活はめちゃくちゃ安定しました。
年収も1000万円を超えました。

できない年上エンジニアを見て、危機感をいだく

ここ3-4年くらい、さぼっていました。
もはや、読書したり、飲み会に参加するのは通常運転です。
全然頑張っている気がしません。

このまま安定した生活で人生終えてもいいかなと思っていました。

しかし、ある時、仕事ができるという評判で60近いエンジニアと一緒に働くことになりました。
実際は仕事が全くできませんでした。
考えが凝り固まっており、柔軟な発想ができず、簡単なことを複雑にして、単純な問題を難しくしてしまうタイプ。

聞けば、読書好きとのこと...

本読んだら、ある程度の知的能力が自動的に担保されると思っていたので、衝撃でした。
その人は頭はいいという前評判だったことを考えると、エンジニアリング能力はサビつくのかもしれないとも思いました。

やれるだけやる!アウトプットしよう

色々考えた結果、インプット偏重が良くないのではないかと考えました。

そして、今ではYoutube、Twitter、ブログであらゆる手段でアウトプットを始めました。
価値提供しつつ、自身の能力を鍛えられればとの思いから、毎日コツコツとやっています。

アウトプットは頭を使うし、この方法が一番頭が鍛えられます。
インプットの方法も見直すようになり、結果的にインプットの質も向上しています。

同時に妙な完璧主義で、色んな事に最近挑戦できていなかったと気づきました。
「やれるだけやるやつ」として、もう一回再起動します!

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