エンジニアは実力さえあれば、意外と権力が持てて、自分の聖域、テリトリーを作れます。
一般的にはもちろん、社長や方向性を決める人が一番偉くて、指示通りに進めていく必要がありますよね。
しかし、実際にモノを作る人が頑張らなければ、スケジュールも何もないのです。
とくにIT系の会社ではなく、社内SEとして仕事をする場合、立ち回り次第でポジションが作れます。
この記事は勉強のやる気UP!につながればという思いで書いています!
聖域を作れる理由
ほとんどの会社で、偉いポジションに収まっていて、かつITに詳しい人はほとんどいません。
(それはそれでどうかと思いますが、現実なのでしょうがない。)
ITに詳しい人も概要や最近の動向、ツールの使い方を知っているというレベルです。
なので、実際の開発にあたっては、エンジニアの意見というのがかなり尊重されます。
こちらの方がよいのではないかという建設的な提案を進めつつ、スケジュール先行の無理なプランを排除できます。
余裕すぎる不誠実なスケジュールの見積もりをしていると思われるかもしれません。
しかし、昨今のマネジメントやアジャイル開発の思想から見ても、余剰リソースがある方が結果的に開発は速く進むと言われています。
もちろん、いいものをつくるぞ!という協力的な姿勢を前提として、チームにとってもよい状態を目指すのがよいです。
やはり技術力大事
ただただこき使われる状態ではなく、自身の立場がある程度尊重される状態の方がいいですよね。
私自身、ニートからエンジニアまでなった初年度は言われたことをやるしかなく、意見もくそもなかったです。
ただ巻き込まれ、無意味に残業していました。
今思えば、最初からポートフォリオを作って技術アピールをしておけば、もう少しマシなプロジェクトに入れたかもしれません。
そこで1-2年の技術経験を持って、別プロジェクトに参加した時はかなり意見が求められるようになりました。
やはり、"経験者"という肩書、実際に開発できるスキルがあれば、色んな発言ができます。
いちいち意見を言うのなんて面倒..と思うかもしれません。
でも意見を言えば、明らかに無駄な作業、無理なスケジュールに巻き込まれるのを防げます。
任された仕事ができそうか、進捗状況がどういう状況か共有して、助けてもらえるようにしておくのも大事ですよ。
聖域が作れなかったら...
見限りましょう。
別の職場、プロジェクトに行けばOKです。
実力があれば、実力がなくても"経験者"という看板があれば、現状はかなり転職も簡単です。
IT派遣で働いているのであれば、出向先の変更の申し出もよいでしょう。
逆に実力を発揮することで、聖域化したとしても、脱出しづらくなることもあります。
これはこれで面倒ですが、依存される == 年収UP交渉のチャンスです。
積極的に狙っていきましょう。
技術力はどうあげる?
勉強して、自身で色々作れるようにしておくことです。
情報収集して、興味が湧いたところから、実際に手を動かすのがおススメです。
もし、何から始めようかと迷っていたら、PyQをおススメしています。
Pythonはどんな職場にいっても、触ることが多く、汎用性が高い印象です。
実際、使われる言語ランキングでも常に上位に位置しています。